キタノメダカとミナミメダカを総称してニホンメダカと呼びます。
外来種カダヤシは1970年ごろマラリアを媒介する蚊を駆除するため川、池に放たれました。
外来種カダヤシの名前の由来は蚊絶やすとの意味から付きました。
卵胎生で交尾により体内受精で直接仔魚を産みます。
在来種ミナミメダカ(琉球メダカ)の現状
沖縄の川、池、田んぼ周辺で琉球メダカは、確認がなかなかできません。
沖縄全域の数ヵ所かの場所では在来種ミナミメダカ(琉球メダカ)は確認されています。
在来種ミナミメダカ(琉球メダカ)は滅びてはなく一部で存在が確認されています。
外来種カダヤシの影響で住処を追われて居なくなった考えられています。
在来種ミナミメダカ(琉球メダカ)が居なくなったことに大きな影響を与えた現象
専門の方々は外来種カダヤシが琉球メダカの数少なくなっている原因の一つだと考えています。
どうにかして外来種カダヤシを駆除したいと試行錯誤をしています。
琉球ミナミメダカの再生を進めたい方々が、外来種カダヤシ撲滅の目的で色々規制を出しています。
害獣は誤解ではないかと必死に訴えて泳いでいる外来種カダヤシです。
蚊のボウフラ対策は、現在 農薬、その他の方法で駆除できています。
外来種カダヤシを必要とせず外来種カダヤシに対する考えも変わりました。
外来種カダヤシは在来種メダカの住処を奪う侵略種カダヤシと叫ばれている。
侵略種カダヤシ害獣を日本から抹殺する議論だけが進んでいます。
一部地域を決め侵略種カダヤシ保護育成地域確保を望みます。
今のところ難しいでしょう。
侵略種カダヤシを滅ぼす新知見
グッピー(Guppy)は、 カダヤシ科(ポエキリア科) グッピー属(ポエキリア属)に属します。
卵胎生で日本にも帰化している外来種グッピーは侵略種カダヤシの仲間のグッピーです。
小型の胎生メダカ類でありカダヤシと同じ胎生仲間です。
外来種グッピーの繁殖干渉で侵略的外来種カダヤシを駆逐する方法
日本の研究チームがグッピーが世界的な侵略的外来種カダヤシを滅ぼすメカニズムを解明しました。
グッピーとカダヤシの間に起こる繁殖干渉でカダヤシの繁殖を防ぐことができると解説しています。
グッピーとカダヤシの生物種間の配偶行動によって次世代数が減少する繁殖干渉
グッピーとカダヤシの卵胎生魚で繁殖干渉が起こることを実証しました。
グッピーとカダヤシの間に起こる繁殖干渉の応用で、グッピーのオスを使いカダヤシを防除できると解説しています。
沖縄の川、沼、排水溝でグッピーとカダヤシの戦いの結果おきていること
現在の沖縄の川、沼、排水溝でグッピーがカダヤシを滅ぼしたのかその結果を見ることができます。
琉球メダカが住んでいた場所には、侵略種カダヤシが住み、侵略種カダヤシ王国の環境にグッピーが流入してきました。
いつの時期にグッピーが流入したかは定かではないがカダヤシとの間に子供(名前:不明)ができました。
その子供も何代・何十年重ねたのか具体的な数代はわかりません。
数代・数十年生き抜いたハーフの子供、体型・色が変化した侵略種カダヤシのハーフの子供
同じく体型・色が変化したハーフの外来種グッピーとの子供ができています。
外来種仲間の卵胎生カップルが何十年も2種の個性を引き継いで新しい個体が誕生しています。
侵略種カダヤシは滅びたのか
次世代数が減少する繁殖干渉により侵略種カダヤシは滅びたのか・・・?
侵略種カダヤシはグッピーに滅ぼされたのかの疑問がのこります。
グッピーとカダヤシの仔魚・成魚の未来
グッピーとカダヤシの仔魚・成魚(カダヤシにグッピーの赤・黒色点、グッピーの尾が付いているカダヤシ)はどうなるのか。
カダヤシでもなくグッピーでもない子供(カダヤシグッピーかグッピーカダヤシ)は規制の対象になるのか・・・?
販売はできるのか、すでに販売されていたらどうなるのか・・・???
早めの行政の判断がほしいところです。
沖縄の川・沼・田んぼ等のカダヤシ生活環境は、カダヤシではなくグッピーとの子供の時代に移り替わりつつあります。
グッピーの繁殖干渉は紙上で議論する以上に現実は進んでいます。
繁殖干渉によるカダヤシ撲滅、現実の結果は求めている内容とは違うように思えます。
専門の方々の今後の活躍に期待いたします。
まとめ
外来種カダヤシの生活圏に逃げたペットのグッピーが外来種のカダヤシを滅ぼしたのか
外来種のカダヤシを滅ぼすグッピーは、2種の交雑でできた子供の存在はカダヤシを滅ぼしたことになるのか・・・?
外来種のカダヤシを撲滅する理由の見直しは必要ないのか
要注意外来生物に選定している外来種グッピーとのその子供はどうなるのか・・?
ハーフの新しい遺伝子を獲得した子供の未来・・・・?