四界分別観 瞑想の紹介と生き方を見つめなおす瞑想法の応用解説

四界分別観 瞑想生活

40の瞑想法の中の四界分別観(地水火風)について習得体験できる方法について解説してみました。

1.十種類のカシナという円盤を使った瞑想法

2.十種類のアスパメディテーションという不浄観

3.十種類のアヌサティ(隨念)という瞑想法

4.四梵住という梵天界の瞑想があります。
  四梵住というのは慈・悲・喜・捨の四つの瞑想法です。

5.四つの無色界禅の瞑想法

6.四界分別観と食べ物を厭う(食厭観)瞑想があります。

四界分別観をやることで禅定(心が動揺することがなくなった一定の状態)に非常に近いところ近行定にたっすることができます。

 

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四界分別観は地水火風4つの要素を対象にする瞑想法です。

 

地の要素は2つのグループに分かれます

 2つのグループを重さ・軽さに分けます。

 
重さ軽さを各3グループに分かれます。
重さのグループは硬さ・粗さ・重さの3つに分けれます。
  
軽さのグループは柔らかさ・滑らかさ・軽さの3つに分けれます。
 

火の要素は2つあります。

 熱さと冷たさです。

 

風の要素も2つあります。

 押す力支える力です。

水の要素

 流れる性質粘着力(まとまろうとする力)

 

合計で12の要素を体内に感じ、その感覚を一つ一つ感じ確かめていきます。

 

最初慣れるまでは、座って瞑想の状態で最初は手のひらに丸いボールを載せて(またはボールが手のひらにある状態を想像し)重いな・軽いなを感じます・・頭脳内部の重い・軽いの意識・感覚を確かめます。

硬いな・柔らかな・・粗いな・滑らかだな・・自分の意識・感覚を確かめます。

同じように2~4までの要素(熱い・冷たい・・・など)を内なる意識・感覚を確認し確かめます。

風なる要素の押す力を観ていきます。別の要素で観ても大丈夫です。

瞑想状態で体内に呼吸で風の押す力空気が入って行くことを感じ、その風の押す力空気が頭の天辺まで行き渡り、風の押す力で押されている空気を感ずるようになります。

頭の天辺まで風の押す力で押された行きわたった空気がその風の押す力で空気の振動の震えを感じ、その空気の震えを顔全体に広げていくように意識想像します。

さらにその空気の振動・震えを徐々に体全体に広げていきます。

そのようなイメージで何度も何度も繰り返して意識・感覚で感じていきます。

感覚として実感できるようにになります

繰り返し、繰り返し訓練・瞑想します

の要素も同じように繰り返し、繰り返し訓練・瞑想します。

 

30の要素の瞑想を繰り返していきますと。だんだんと意識・感覚・心の集中がよくなってきます。

そうしますと、明るい光が額の前の斜め上の方面に意識の内に見えてきます。

それに意識を移さず地水火風の4つの要素の感覚・意識に集中し瞑想を続けます。

見えている明るい光が徐々に氷の塊みたいになります。

光が氷の塊みたいに見えてきましたら、瞑想中の意識を氷の塊に移します。

意識を氷の塊に移し続けていましたら近行定という禅定(心が動揺することが無くなった一定の状態のこと)の世界に到着します。

四界分別観の一番大事なことは心をコントロールすることができることです

心の集中力を高めると自分の身体の内側を見ることができます

氷の塊をニミッタと呼んでいます。

修行が順調に進むと氷の塊ニミッタ自分の体内に入れたり出したり自由にできるようになります。


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物質の最小の粒子ルーパ・カラパ

自分の目、眼球を観察しますと、指で眼球を奥に抑え込むと色の付いた星のようなキラキラ輝く色付きの小粒子が見えたりします。

その細かい粒子のような物質の最小の粒子をルーパ・カラパと呼んでいます。

ルーパ・カラパも2種類あります。

1.眼球の黒目の部分は透明のルーパ・カラパで出来ています。

2.眼球の白目の部分は不透明なルーパ・カラパで出来ています。

目の中の小粒子ルーパ・カラパも8つの要素と2つの要素があります。

1.地水火風の4つの要素

2.色、香り、味、栄養素の4つの要素です

3.命根の要素と透明な要素の浄色(パサダ・ルーパ)の2つ要素です。

透明・不透明の2種類のルーパ・カラパは各々上記8つの要素をもっています。

眼球の中のルーパ・カラパは地水火風の4つの原因で作られます。

1.黒目の部分の透明のルーパ・カラパは、ほとんどがカルマで作られます。

2.不透明な部分のルーパ・カラパ心が原因で作られるのもあります。

3.熱のルーパ・カラパ、栄養素のは食べ物で作られます

カルマで作られる3種類のルーパ・カラパ

1.ハダヤ・ルーパは、心臓にある心基。心が宿っている場所と関係するルーパ・カラパです。

2.2つ目は身体と関係するルーパ・カラパです。

3.3つ目は男性か女性かと関係するルーパ・カラパです。

ルーパ・カラパを解説しましたが、瞑想を続けて修行しますと氷の塊のような光(ニミッタ)で心臓の上部にある心基も意識のなかで確認できます

 

心と体の瞑想、自分の過去世も修行で見れるようになります。

瞑想修行は、毎日の数分でも積み重ねができます。

その数分を重ねて自分らしさを作り上げることができます

瞑想修行は人生のすべてではありません。

個々の人生を豊かにする手段の一つです。

 

まとめ

その瞑想修業が悩みの人生、傷ついた心の修復に応用するのには時間が必要です。
しかしその傷ついた心、悩みの人生に塗る薬を皆さんは持っています。

薬箱にしまい込んでいます。

薬箱から取り出して塗ることができれば修復でき改善できるでしょう。

悩みや傷ついた心になった原因があります。

就職や家族関係、彼女・彼氏と上手くいかず・・色々考えるようになりストレスなどで心、体が傷ついていく状況

仕事場での人間関係など

 

その原因が自分の心にどの様にダメージを与えていくのか

 そのダメージを与える原因は自分の心の中にある願望です。

  
就職したい願望、彼女・彼氏と上手くいきたい願望家族・仕事場で仲間と上手く付き合いたい願望など

人生の途中で夢・願望が達成できず色々なことを考えてストレスが増大していき心と体のバランスを失い社会生活ができなくなる状況

  
達成できない心の大きな願望が大きな執着として増えれば増えるほど心・体が病んできます。

その病んだ心・体に塗る薬は、その願望に対する達成できない心の執着、その心の執着を捨てさることです。

自分の強い意志で執着を取り除き捨て去ってください。

達成できない心の執着を捨て去り忘れてください

達成できない願望の心の執着が取り除かれますと未来は、希望に満ちた新しい世界が貴方を待っています。
  
少しでもあなたの前進にお役に立てれば幸いです。 最後まで読んでいただき有難うございました。



仲地弘和
家系
氏集首里・那覇
八番31頁 白氏 名乗頭字・信
大宗白楊基 金城親雲上信懐
家紋:武田菱、四つ割菱
勝連濱川按司御子二男勝連「屋慶名主(楊布主)」

前原高校を経て
琉球大学農学部卒業

調査に月日を重ね続けるなか
うるま市郷土地元と琉球の歴史に興味が湧き
資料を集め30年が過ぎる。

その資料を再考察し自分が感じた事
先祖の歴史を基礎に、
琉球の先人達
郷土史家伝説の資料から導き出した
自分独自の琉球歴史観を記しています。

少しでも琉球郷土史に興味を抱いている方々の
参考にしていただけたらと思い書いています。

学問的に歴史研究家
先生方に師事し学んで無いので
多々間違いも多くあるものと思います。
参考程度で読んでもらえたら幸いです。

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琉球歴史探求