初代南山王大里按司は島尻世の主・西大里按司とも呼ばれる
南山城は島尻大里間切糸満市大里に在る
島添大里間切南城市大里の城、汪英大城按司の大里城がある。
初代大里按司が中山国の攻撃を防ぐ城として弟汪英大城按司に築城させた。
南城市大里南山城主、島添大里按司・下の世の主・東大里按司とも呼ばれる
南山国には島尻大里按司と島添大里按司の二人の王がいた。
二人の王の子孫一族の流れを記述しました。
中山英祖王の御子7人
天孫氏後裔恵祖世主①
御子中山英祖王②
御子7人③
長女聞得大君加那志③
次女祝女③
長男中山大成王③
二男湧川王子③
三男中城王子③
四男北谷王子③
五男大里王子③
英祖王の五男大里王子③御子
大里按司④
④御子3人(A,B,C)⑤
A.長男島尻世主大里按司⑤
B.二男大里城主玉村按司⑤
C.長女真鍋金⑤
承察度
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A.長男島尻世主大里按司⑤
御子(a)
a-1南山大里王➅
御子(b)長男承察度王⑦
(b)長女真玉津金⑦
(b)次女思亀金⑦
a-2二男大里按司➅
御子
(b)島添大里按司⑦
御子(c)島添大里按司⑧
(b)上大里世主⑦
(b)三男大里城主玉村按司⑦
a-3三男島添大里按司➅
a-4四男汪英大城按司➅
御子(b)
(b)汪応祖王
(1414年兄達勃期に殺される)
御子(c)
(c)他魯毎王⑧
1429年尚巴志の攻撃で敗れる
南山が滅びる
(c)南風原按司⑧
名は守忠、唐名阿衡基
室、安里大親の娘
御子花城親方⑨(名、守
唐名阿擢辛。
室具志頭間切屋冨祖大屋子の
娘、真嘉戸樽)
その長女真嘉戸樽(知念間切
同村謝氏知名親雲上成良の妻
となる。)⑩
その御子娘思戸金按司加那志
⑪(尚真王の夫人なる。尚清
王の母なり)
(c)兼城按司⑧
(c)識名按司⑧
(c)具志頭按司⑧
(c)豊見城按司⑧
(c)越来按司⑧
(c)長女真嘉戸金⑧
(b)越来按司(b)⑦
(b)瀬長按司⑦
(b)大城按司⑦
(b)達勃期⑦
御子(c)
(c)佐久本王子
(c)二男豊見城按司
(c)照屋按司
B.二男大里城主玉村按司⑤
御子(a)
a-1玉村按司➅
御子3人(b)
(b)大里城主玉村按司⑦
大里按司の三男
玉村按司の跡を継ぐ
御子3人(c)⑧
(c)玉村按司⑧
その御子(d)⑨
(d)大里城主玉村按司⑨
(d)大城子⑨
(d)島袋子⑨
(d)眞境名子⑨
(d)与那原子⑨
(d)新垣子⑨
(d)湧稲国子⑨
(d)目取眞子⑨
(d)(目取眞に居住する)
(d)長女思戸金⑨
(d)次女真嘉戸金⑨
(d)三女思鍋⑨
(c)二男大里大主⑧
(c)宮城子⑧
(b)長女真嘉戸金
(b)次女思戸金
a-2与那覇城主➅
a-3知念城主➅
a-4兼城按司➅
a-5上里按司➅(居城は崎城と言う)
a-6長女乙樽金
C.長女真鍋金⑤
南山王汪英大城按司の他の伝説
南山王 汪英大城按司
居所、島尻郡大里村根屋の神元と言ふ家にいる
位牌御持は同村西銘奴留殿内。
玉骨は同村の何方唐の前の墓に埋葬す
長男大里若按司
長男汪応祖
唐、大和往復後東大里西原奴留殿内
の嗣子となる。
御子は十一名おる。
二男仲城牛太郎
居所真壁新里垣花に行く
三男高嶺眞栄里村の根所に在り
四男兼城座波の潮平と云ふ家に在る
五男は小禄上原村根屋の松川と言う
家に在る
北山の相続をなす六男は同具志村の
大里と言う家を相続する
七男豊見城高安村の波平と言う
を相続する
八男摩文仁伊礼村奴留殿内を相続す
九男は小禄同村座神の家に在る
二男糸満大神
居所は兼城糸満村の根所にある。
御子は五男二女おる
二男真壁宮城村の大屋に行く
三男同眞榮平に行く
三男瀬長按司
居所は小禄具志村の座神の家に在り
御子七男一女おる
長男小禄松川村に行く
二男が相続する
三男は小禄赤嶺村に行く
四男は兼城阿波根村平田と云ふ家を
相続する
四男仲城大主
居所は浦添安波茶村の新垣の家を相
続する
その子五男おり
三男が相続する。
長男、次男は分家する
五男豊見城按司
居所は豊見城同村の大屋に在る
玉骨は同村の城の下の墓に埋葬する
五男一女おり
長男は小禄田原村根所の松川に在る
六男長嶺按司
居所は豊見城長堂村の仲村渠に在る
死骨は城の下の獄の端岩下に埋葬す
御子四男三女おる
二男は野波村に居り
長嶺三男は豊見城村の新地と云ふ
家に居る
七男西平按司
豊見城柄良村保栄茂按司を相続す
居所は同村の下田と言う家に居る
玉骨は同村の西平御獄の内に隠す
八男伊礼大屋子
真和志国場村に隠居する。
後南風原喜屋武村の伊礼と言う家の
養子になる
九男具志頭主
小禄同村崎山と言う家に居り
後多嘉良村の世持の家の養子になる
御子七人おる
十男与座大主
小禄当間村の根神屋に居るが
後同田原村に行き住む
嗣子出来ず
同村殿内松川の家の長男を養子に迎
える
十一男与座大主
高嶺与座村の山川と言う家に居る
御子五人おる
二男は東風原高良村野原の家におる
十二男神山里主
宜野湾同村の大里と云ふ家に在る
御子七男おる
参考文献
琉球祖先宝鑑
古琉球三山由来記集
まとめ
南山国には島尻大里按司と島添大里按司の汪英大城按司二人の王がいた。
初代南山王大里按司は島尻世の主・西大里按司とも呼ばれる
南山城は島尻大里間切糸満市大里に在る
島添大里間切南城市大里の城、汪英大城按司の大里城がある。
二人の王の子孫一族の流れを記述しました。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。